つぶやき:D.I.Y.だけに「ハンマーで殴られたような衝撃!」、久々のおススメD.I.Y.映画

久々にメチャD.I.Y.心をくすぐられる映画を見つけましたよ!その名も『グッバイ・サマー』。まあ古い映画ばかりで申し訳ないんですが(笑)。


(C)Partizan Films - Studiocanal 2015

映画が公開されたのは2016年くらいかな。フランスの映画で、まあ二人の少年が織りなす青春ロード・ムービーで、最後はじーんと泣かせながら、大人になっていく姿に気持ちも晴れていくような物語なんですわ。


一方、この映画は夏休みの旅が大きな本筋。気弱で何に対してもネガティブな少年ダニエルが、クラスでは鼻つまみながら独自の世界観を持っている少年テオと出会い、時にぶつかりながら大人になっていく姿が何ともまぶしいストーリー。

(C)Partizan Films - Studiocanal 2015

で、注目はその二人の夏休みの旅なんですが、テオはなかなかの技術マンで、なんと廃品の草刈り機用エンジンをリストアし、一台の車を作って旅をするんです。


で、この車というのがまたスゴイ。ポスタービジュアルからわかるんですが、陸運局の登録許可が下りなかったからと沈んでいると「じゃあ家にして、警察が来たらごまかしちゃえば?」とハチャメチャな発想、そしてできた車は何とボディーの外観がまさしく「走る家」。いやいや、なんと内装もある意味キャンピングカーでありますよ。

D.I.Y.という観点で見れば、この一台で「キャンプ」「D.I.Y.作品」「旅行」となんでもござれ!とばかりに実現しまくっている。まさに驚異の子供たちであります。


いや~D.I.Y.オヤジたちよ、これを見たら「やべ!俺も作りてぇ!」「欲しっ!」って絶対になりますよ。ただし、政府からの給付金の10万円でどう作るか…なんて絶対に考えちゃいけませんよ!(笑)あれは生活の補助なんだから。


その点もぬかりなく。彼らは鉄くずを地道に集め、廃品回収で稼いだお金で部品を集め、さらに廃品で使えそうなものも集めて一つの家にしてしまったというのだからオドロキ。なにからなにまでまさにD.I.Y.。いや~D.I.Y.の神髄をまさかこんな小僧に教わるとは、オヤジもヤキが回ったと途方に暮れるばかりであります。


夏のシーズンにはピッタリのこの映画、是非ご覧になられてみてはいかがでしょうか?


Viva!D.I.Y.

Viva!Di.I.Y.,略して「ビバディー」! どこにあるものでもない、新鮮な出会いを求めて!

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