どうもこちら広島では非常に天気が良く、もう家でじっとしていられないので、今にでも外でボーっとしていたい感じ。桜の時期は終わりましたが、山の中にあるうちの周りでは、山桜と呼ばれる桜の時期に差し掛かっており、これがまた美しいのなんのって…いいですね、日本に生まれて良かったと、こんな時期にもホッとするひと時であります。
前回まで、「キャンプってどうするの?」ということを考えてみたわけですが、実際にやることを考えなきゃ楽しくないわけでして…ということで、あとは道具をそろえて環境を整えよう!ということを考えたいと思います。
杉田アウトドア(https://www.photo-ac.com/profile/2670189)さんによる写真ACからの写真
ではまず何をそろえるか、となるわけですが、まあイスはなかなか気に入ったものをパッと手に入れるのも難しいところであります。
というのも市販品は結構ピンからキリまで千差万別、自分に合うかということもありますし、先に待ち構える「スーパーカブによるツーリング+ソロキャンプ」と考えると、収納性も考えねばなりません。
となると金を出して高いイスを買った方がいいかといえば、必ずしもそうではない。まあ今は練習の時と考え、いずれ改めて考えるとして適当なもので我慢しておいてもよいかと思います。
そういえば、以前映画の件でご紹介した「ストレイト・ストーリー」で主人公のアルヴィン・ストレイトがトラックに積んでいたのは、ただのパイプ椅子。
あんなものでも快適に過ごせるのであれば全然いいわけですが、よく考えるとあれでもいろいろ工夫の余地がありますよね。何しろ安いので、結構切った貼ったして、ダメにしても悔いは残らない(笑)
それと、テーブルは以前自作した「三脚テーブル」、これを是非活用したいと思います。
で、まず試しの家キャンをやっていこうと考えるわけですが、難しい料理だとかいきなり入るのはちょっと控えて、とりあえず「火を起こして暖を取りながらくつろぐ」という感じでどうかな、と思います。
なので、まずは食事をしようなどという工程はパス。せいぜい飲み物、ポットでお湯を沸かしてコーヒーを飲む、という感じ。食器もキャンプ用でなく家でいつも使っているもので十分です。
すると、あと一つ課題に残るのが「焚き火」。季節柄暖かくなってきたとはいえまだ日がくれれば寒い時期、暖が取れるものは欲しいところです。それにお湯が沸かせるほど火が焚ければ、あとは何とかなる気がするじゃありませんか?
あと一つ注意が必要なのが、キャンプ地では地面での直火ができないところがある、ということ。
キャンプの焚き火のやり方として大きな石を組んで即席の石窯を作り、そこで暖を取ったり料理したりということが紹介されているところもありますが、場所によってはじかに地面で火をたくとやはり見てくれが悪くなったりすることもあり禁止しているところも多くあります。
火事の原因に門張り安いと考えられるところもあり、この辺は注意していきたいですよね。そこでここはひとつ焚き火台を何とか用意したいと考えています。
この焚き火台、製品として売られているものもこれまたピンからキリまで。安いものは自分でも自作して作れそうですが、値段が値段だけに勝った方が早そう。
でも、例えば上の一番安価なもの、足の部分がちょっと頼りなさそうです。そこでもっとしっかりしたものを探そうとすると…ゲッ!結構しますよね。なるほどデザインもおしゃれでありますし、機能的にある程度保証されているものであれば、少々高くてもそっちを使うという考えもあるでしょう。
しかし、そこで一つD.I.Y.を考えてみてはいかがでしょう?たとえばこれ、パッと製品を見たときに会社の離れに合ったたばこの吸い殻スタンドを思い出しました(笑)。以下のようなやつですね。
箱の大きさを見るとまあまあの大きさで、結構安く安定性もありそうです。ただし箱の部分が小さくできないのと、少々箱が立つ場所が高い位置にあるというのは、たとえば暖を取るにはちょっと使いずらいかもしれません。もちろん、この位置に焚き火を置いて使う用途も考えられそうな気もしますが…でもここは自分で作ってみませんか?一つのアイデアが下の図です。
なんと手書き!(笑)。しかも汚い字…間違えたところを斜線でごまかす男らしさ(笑)。でも、頭の中で考えるより、イメージをまずはざっと書いてみるというのは、簡単にモノを作る一つのいい方法であります。
これはホームセンターで売っているスチールラックの部材12本を組み合わせてやぐらを組むというアイデア。下に鉄板を敷き、中段にやはり鉄板でできたお菓子箱なんかの箱を載せ、上段では串や網が置けるようにするものであります。
当然サイズは、中段の鉄箱のサイズに合わせて作成。この鉄箱に気を置き燃やして暖をとったり、調理に使ったりなんかするわけです。
ウィンドウスクリーンには家庭用ガスコンロで使っているアルミ板のシートなんかを周りに貼ったりと、結構使えます。
また使用後は、上段日本のやぐらを支える棒を取り付けているネジ4か所を外せば、2枚のやぐら構造、2本の棒、下敷き鉄板一枚、あと鉄箱に分解できるわけです。
また鉄箱は、市販されている金切りばさみで分解して、ドアの丁番などで折り畳みができるようにすると、なんか大きな四角形の袋一枚に全部収まるようなものにできるんじゃないか?と。
見てくれもそんなに可笑しくなく、自分の気にいったサイズのものが作れるのではないかと思います。ということで…まだ製作には進みませんが(笑)、ちょっと”実際にどういうことをするんだろう?”というイメージには近づけたんじゃないでしょうか?
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