スーパーカブ・ハック 略して「カブハ」(?)その5 釣りに行きたい!欲しけりゃすぐ作る、の勢いでロッドケース

実は私、ツイッターなどこれまであまりやったことがありませんでした。一番の理由は「使い方がよくわからない」という(笑)。今時こんな人がいるのか?という感じですよね。いやその使い方そのものというよりは、これがどのような局面に活用できるのか、というところです。

以前もとにかく「みんなやっているから」とアカウントを作りやってみたことはありましたが、やはり目的がないと使っている意味自体がよく分かりません。しかしこのサイトを作ったことで改めてツイッターに触ってみて「ああ、みんなこれを上手に使っているんだな…」と自分が浦島太郎になったような気分になりました(笑)。日々、テクノロジーは進歩しているということを実感します。


一方で気になったのは、何か一つのものに囚われていく恐れがあるということ。ご存じのようにツイッターは”トレンド”と呼ばれるワードが定期的に更新表示され、この表示に従ってまたツイッターの発言が盛り上がっていきます。この表示は情報を得るという意味では有効でありますが、逆にそのワードに対する皆さんの意見に、自分の意見が流されてしまう傾向があります。

また、その盛り上がりはやはり”トレンド”を主体に行われるわけで、たとえばこうして毎日のように更新している私のたわごとのようなポイント(笑)は、まったく蚊帳の外。しかし実はその他もろもろの蚊帳の外にある論点の中で、実は見落としているものがあるのではないかという恐れもあります。


もちろん、”ツイッターはそういうものだ”と言ってしまえばそれまでですが、意外にそういう点を見落として、このシステムに依存してしまっている人もいるのではないでしょうか?ここ数日で、私は依存気味な傾向があったと自覚しています。それだけにこれに今後接していくのは、注意が必要だと改めて感じたところでありました。


さて、今日のテーマは釣りへのツーリングで使用するロッドケースであります。釣りというと他の道具はともかく、やっぱりロッドをどう運ぶかというのは一つの課題であります。用途によって長さもさまざまなロッドでありますが、車だとギリギリ社内に入るくらい。しかしこれがカブとなると、なかなか悩ましいところであります。

まず裸のまま手持ちだとかどこかに括り付けるというのは、絶対に避けるべきでしょう。ロッドはなかなかデリケートな部分もあり、下手な持ち方をすると折れてしまう恐れもあります。かといってグリップの部分をバイクのハンドルに括り付けるというのも…車載の章でも述べましたが、たとえばバイクの高さは2m以内とか、制限があります。

ただ、だからといってロッドケースを購入するのももちろんそれは一番良いかもしれませんが、ここはひとつD.I.Y.でということで思い立ったが吉日!

というわけで、いよいよD.I.Y,…というにはなかなかダイナミックな出来上がりで「このサイトはこのクオリティか…」と思われるかもしれませんが…(笑)

確かにちゃんとしたもの、欲しいですね。でもまずは「欲しけりゃまず作る!」という考えが、次のクリエイティブな思いを作るものです!「とか何とか言って…”もうこれでいっか…”って諦めてるんじゃないの?」と指摘された方、非常にスルドいです!(笑)

写真のロッドケースはホントに勢いでパパっと作ったものですが、もう1年くらい使っているでしょうか。このスタイルで東京の中野から千葉の手賀沼まで何度か行ったこともあります。おそらくちゃんとしたケースを購入しようとすると1500~3000円くらい、ちゃんとしたブランドのものになれば5000円以上してもおかしくありません。

しかし、ホームセンターの配管部材コーナーに行くと…ありました、ありました!なんか使えそうなもの。まずはビニールパイプ、そして配管工事用のフタ部品。接着したり、何かで埋めたりというのもいいかもしれませんが、もうこんなものはテープで留めちゃう!まあもうちょっときれいに工事したほうがいいかもしれませんが、写真のままでも十分機能は果たしています。

そして上ブタはなんとトートバッグにひもの組み合わせであります。ちなみにこのトートバッグ、映画『崖の下のポニョ』のノベルティーであります。宮崎駿監督、ごめんなさいこんな扱いで(笑)。これをまあエイッ!と作り上げ、ヤアッ!とバイクに括り付けたわけです。

結構スマートなルックスでありますが、これでも写真の通り継竿が2本も入る格好であります。簡単ですが、なかなかの実装でしょ?まあここからたとえば「もうちょっとデザインをこうしたいなぁ…」「バイクへの実装方法をこうしたらもっとスマートかも」とかいろいろなアイデアが生まれてくるわけです。

ただ注意しなければならないのは、ケースの下の橋部分が地面に当たらないよう配慮する部分。私は最悪カブのフロントカバーの橋部分に引っかかるように考えたのですが、この位置だとクラッチ・ペダルの操作に支障が出る可能性もあり、なかなか厳しいところでもあります。

もう一つのアイデアとしては、たとえばケースを立てずに横方向でハンドルに括り付け、ライダーの脇の下に来るようにして、さらにゴムひもなどでケースを担ぐ格好にして、2点固定で安定させるという手もあります。

こんな感じで、しっかり作るのももちろん素晴らしいですが、パッと簡単にできるものを、まずは思い付きで作り、そこからイメージを広げていくのも、さまざまにD.I.Y.を楽しめる秘訣の一つではないかと思います。ですから、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょう!?

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