つぶやき:ヒロシの「ぼっちキャンプ」から学べること

いや~年が明けましたな。更新もかなり滞りました。まあその理由は「何のためにこれ書いているんだっけ?」という迷走型問題(笑)。

人間生きてりゃいろんなことを考えるんです。で、ついいろんなことを考えすぎて、余計な方向に走った挙句、当初の目的を見失うという…でも当初の格好でこのサイトを続けていたら、自分的に我慢のならん格好になっていたな、と思うわけであります。


一番外れたなあと思う方針は、やはり何か時事ネタを入れようとしたこと。これは「SEO」とかいうものを意識して、ちょっとだけ何らか引っかかりやすいモノを盛り込もうと考えていたんです。

ところが入れ始めるとドンドンのめり込み、さらにコロナ騒動が一向に収まらない現状に悶々とした挙句、見るに堪えない私情がいっぱい入り込んだという(笑)。今もって昨年の記事を自分自身で見るの、結構怖いですよ。「役に立つ情報は入っているかな…」「誰かを怒らせるような内容が入ってないかな」とかいろいろ考えたり…徐々に自分の黒歴史かしつつあります(笑)

あと心残りというか…続ければいいだけなんですけどね、続いてないのがインターネットラジオ。ありもので簡単にできることと考えて一回だけやりましたが、結構セッティングがめんどくさい。

まあクオリティーを下げて簡単にパパっと収録しちゃうというのもありなんですが、最近寒くて活性が上がりません(笑)。ネタ的に「コロナ騒動」しかないので、そこに触手が動かないというのが大きいかもしれませんね。そのうち冬眠から覚めたらやります。


ラジオといえば、年が明けた今日はラジオも通常営業に戻り、今日は一斉に「あけましておめでとう」から始める日であります。しかしその言葉と、普通にトークが始まっていつものパーソナリティーの笑えるバカ話が始まると、そのギャップに「正月からなんちゅう話ししをしてんねん・・・」と笑えて幸せ気分になれます。ああ、こういうの重要だなと改めて思う一日でありました。



さて、ではいよいよ本日のお題です。「ヒロシのぼっちキャンプ」って知ってます?BSのTBSで放送されているキャンプバラエティー、というんですかね。まあお笑い芸人のヒロシさんが一人でキャンプする姿を映したやつです、平たく言えば。


一人で、といっても普段やっているキャンプのやり方を、カメラに向かって淡々と説明しながら見せているというものであります。

この道ではすっかり有名人となり、お笑い以上に稼いでるんじゃないか、というくらいの(笑)ヒロシさんでありますが、変に笑いを取ろうというところがないのがいい。まあウィットにとんだ会話はありますがね。

ただ、キャンプをやろうと思う人が見て、このコンテンツはいいなと思うところがあります。そういった気になる点を、いくつか並べてみたいと思います。要は番組レビューみたいな感じなのかな…


●最もこのコンテンツが参考になると思えるのは、「なぜキャンプをする?」という点を強調しているところですかね。

以前もなんか書いたかと思うんですが、例えばYouTubeのキャンプ動画って、なんかやたら裏技みたいなのを強調したり、酷いのはアウトドアブランドの宣伝広告と言っても違いなかったり。いちいち入っている音声で、メーカー名、製品名とかいうのは、正直見ていてウンザリ。

なにかアウトドアグッズを買うためにキャンプをやる、なんて人もいるのかもしれません。そういうのも面白いのかもしれませんが、自分的にいうと、高価なグッズにこだわってばかりって、恐らく現地で「キャンプ」をやったときに疲れて楽しくないんじゃないかと思うんです。

で、「ぼっちキャンプ」では、大体毎回ロケーションの選び方から始めるんです。ヒロシさんが「このアングルいいよね」と、見たい景色を選ぶところが必ず映されます。

実はキャンプってこれが大事。昔と違ってキャンプでやることって、景色を見ながら飯食って、あとは寝るくらいじゃないですか、純粋にキャンプをやるだけだったら。

それだけのことをやる中で、どう楽しく過ごすかというところがキャンプの面白さを堪能できるところ。その意味で、本質をうまく描いていると思います。

スポンサーにアウトドアブランドが入っていないというのは、ナイスですよね。


●本当にやることがシンプル。寝場所はテントかハンモック。すると場所選びの基準がしっかりしてればそんなに説明することはないわけです。逆に場所選びというのが大事だということがわかります。

あとは食事。難しいものは作らないんです。とりあえずまずキャンプ地について作るのはラーメンとかね。本当に簡単なものしか作らない。カレーなんてもってのほかな感じで(笑)。

よくよく考えると「キャンプレシピ」なんて最近ネットでもたくさん載るようになりましたが、そんなややこしいものを作るより、普段の食事を環境変えたところで食べただけでだいぶ感じも違うと思うんです。逆にそういうところで普段食べ付けないものを食べると、おかしな気分にならない?とか思ったり。

あとは薪の集め方、火の起こし方とかいった基本を、何度もやります。


こういったところ。「キャンプって面白そうだけど…」と躊躇する人が、「絶対面白いよ、やってみたい」と思ってもらえる作品だと思います。

番組見ていると、「大体これとこれと…こんなところのモノが集まればキャンプできそうだ」というイメージもつかめる。結構いいですね。ベテランさんには物足りないかもしれないですが、いつかテントは張らなくても、以前失敗した一人なんちゃってデイキャンプに、また挑戦したいな、などと(笑)。


あといくつか思うのは、グッズの簡単な説明があるので、どうそれを用意するのか、それのDIY調達なんて面白いかな、なんて思っています。例えば火を焚き調理するためのストーブ。

ヒロシさんが持っているのは、結構使い込んだものだけどメーカー品らしいキャンプご用達のモノ。

ストーブというと、いわゆる”煙突効果”というものを利用して吸気をスムーズにしているというのがポイントなわけです。完全開放型の焚火とストーブ、どちらが火付きがいいかというと、空気がいい感じに流れるストーブの方が、火の回りは速いということですよね。

で、じゃあこれをDIYしようとすると、例えば一斗缶なんかの鉄の缶なんかに適当に穴をあけて、適当に上にネットでも強いてやるとあっという間にできるわけです。ただ市販のやつは小型で、折り畳みができて収納が非常に簡単とか、いろいろ利点もあるので、それをどう自作するかというところです。

多分いろんな人がチャレンジしていると思うので、探してみて自分なりのモノを作るのもいいでしょう。

あと食器ですが、大人数だったら金物屋の鍋なりフライパンなりというところが十分だと思いますが、一人用ということでモノを探すというのも、苦労もありますが楽しみでもあります。DIYもできればいいですが、ブランド品のキチッとしたものを購入するのもいいけど、いっそフリマなんかで使いやすそうなものを探して集めるというのも面白くないですかね?

鍋一戸でも、フリマ会場で「こんなのあるの!?」と驚いたり、面白いかもしれません。Amazonの通販などでは味わえないところですよね。そういうところでも楽しむ、というのを忘れてはいけませんぜ!


0コメント

  • 1000 / 1000