もう世はクリフハンガー、崖っぷちに立っているようです。コロナに対する政府の対応の曖昧さ、感染者の増減は注視しているけど、Go Toもやめられないとか、「そうせざるをえないのかな…」と首をかしげたくなるような有様もそうなんですが、一方でそれに文句を言っているのって、どうなんでしょう?私もその文句を言っている一人でありながらこんなことを言うのもなんですが…
そもそもこういう状態で、例えば薄氷上に立たされた商売人の方々。「こういう状態になることは、想定していなかった」というのは当然ながら、つまりはみんなこれまで危機管理という点ではそもそもがギリギリの状態で経営を続けていた、ということに気づかされたわけです。
おそらく今業績を上げているという企業はたまたまの状況であり、ある程度の危機を予測していた企業も、まさか「第三波」にまで及ぶような状況に陥るとは思わず、現時点で「どうしたものか」と混乱し始めていることでしょう。
そう考えると、そもそもコロナ禍が拡大していった時期に休業を余儀なくされ、政府に文句を言っていた人たちはその時点ですでに後がなかったわけです。政府の支援など、おそらく商売を始めるにあたって逃げ道も用意していたと思われるのですが、それで十分だったという認識が、実は基準としては甘かったということがわかるでしょう。
そういった意味では、これから商売を始めるとか、事業を拡大するという点では、その経営を続けていけるかという予測の基準もいろいろと変わり、難しい時代になっていくかもしれません。
政府に文句を言っても、この状況だからと金が出てくるのか?そもそもそんな金がどこから出てくるのか?国債だけアホみたいに増えて借金だらけ、政治家たちもどうしていいものやらと頭を悩ませているだけでしょう。
だってよいよの時はアメリカに頼って…なんて思ってみたところで、世界第一位の感染者数、死亡者数を「誇り」、そんなものお構いなしにまだ大統領選だのなんだのと浮かれているあちらに、何か助けがもらえる気がしません。
バイデンさんは大統領にえらばれたことを「勝利」と言い、菅さんは「人類がコロナに勝利した証としてオリンピックを開く」と言いました。しかし、この勝利って何なのか?「民主党が大統領議席を勝ち取った」ことが、なぜアメリカの勝利になるのか?アメリカ国民が幸せになることが、彼らの「勝利」じゃないのか?
私はあのバイデンさんのコメントを見て、映画『インデペンデント・デイ』で、大統領がエイリアン撃退出撃前に宣言したシーンを思い出し、「アメリカの人って、こういうのが好きなんだな」とちょっと幻滅しました。
そして、アメリカはどうせまた戦争をやるのだろう、と。トランプさんも相当印象は悪かったけど、バイデンさんになったからとアメリカが好きになるかというと、余計に嫌いになった気がします。
いろいろ話が発散しましたが、結局言いたかったのは「文句を言う」という状況が、自分的にはイタ過ぎてつらいということ。もちろん今が追い込まれ過ぎてどうしようもない状況だというのもありますが、この10か月ほどで何かそれぞれに今この時点の厳しい状況を回避するタイミングはそれぞれになかったのか、とかいろんなことを思うんです。私がそんなことを思ったところで、追い詰められた人をどうすることもできないものなのですが…
すいません、毎回本当に実りのない、腹の立つような愚痴ばかりで…で、腹立たしい愚痴は続きます、なんて(笑)
日本最大級(「最大級」って、最近よく使われる言葉ですよね。どうやって裏を取っているのかわかりませんが(笑)。でもこの言葉、今一番目を引くんでしょうね)のオークションサイト「ヤフオク!」。
これが登場した時には本当に一大センセーショナル。何しろ自分の身の回りの物を好きに売って儲けられるという夢のような話に、みんな飛びついて「ヤフオク!」業者なる商売も急増しました。
この最大の特徴は「自分の売りたいものに、好きな値段が付けられる」ということ。これが話題を呼び、書店には「ヤフオクで儲ける方法」的なハウツー本が大量に出回りました。
でも、今じゃちょっとその位置づけも変わってきて、商売の方法を変えないと結果的にうまくないもの、難易度の高いものに変わりつつあります。
やっぱりその問題は、売り手に素人が多いこと。物品の保証が難しい点にあります。Amazonですらちゃんとした業者に見える中国製の商品のレビューを見ると、「届いていたら壊れていた」とか最悪の評価が死ぬほどついている現状、素人が出したものなんて…という認識。
業者が売るものに対して、ちょっと安いくらいの値段にすれば売れるだろう、と普通の人だったら考えるでしょう。すると業者を仲介して売るよりよっぽど自分への利益もあり、買い手の目も自分に向くだろう、と。しかし値段がそれほど変わらなければ、少々高くてもアフターケアをある程度できる方がいい、と考えられる傾向も強くなってきているようです。素人商品が10万円で「NCNRでお願いします」なんて書かれると、余計にそう思ってしまいますよね。
また、昨日のブログにも書きましたが、とにかく年齢層が若くなるにつれて、物を買わなくなる傾向は強くなっています。特に近年サブスクリプションビジネスが拡大している中で、この傾向はますます増えていくでしょう。ゲームで課金はできても、実際のモノなんて買わないんです。
何しろ皆さん、お金もないんですよね。だから昨日ちょっと話をした楽器でも、例えば入札状況を見ると1万~2万円くらいのものなら入札はたくさんあっても、3万円を超えるとまったくない、なんて感じ。
例えば20万円の楽器が10万円、お得でしょ?なんていっても、そんなもの買う人はいない。大体楽器で10万円するものを素人から買うなんて…1~2万円のもので代替え出来て、そこそこ使えればそれでいいや、くらいの感覚なのでしょうか。いや私なんて全くそんな感じなんです。
そう考えると、これの利用って何か新しい方針を考えなきゃいけないんじゃないか、という気もしています。逆にこのコロナ禍を考えると、新しい利用方法というのも出てくるかもしれませんよね。
全くDIYと関係ない話なんですが、ガラクタみたいなものを手に入れて、何か自分だけのスペシャルなものを作るというのはDIYに大きく寄与するもの、その意味で自分的にはオークションって結構重要なんですよね。たまに時間を忘れて覗いてみたりして。
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