番外ハック:プロジェクタ防音対策その2 違う意味でオドロキの「やっぱりすぐ作るやつ」公開!?

私、最近思うんですが、こういったコロナウィルス感染拡大防止の動きの中で「頑張ろう」という言葉をあげられていることに、どうも違和感を覚えられずにいるんです。

「頑張ろう」って、何を頑張るんだろう?もちろん、その意気込みみたいな思いはわかります。

例えば飲食、小売業の人は店舗営業を休止する代わりに出前、配達サービスを開始するようになったとか、一般の企業人も在宅でリモートワークをする環境を整えるようになったとか、新たな試みへの努力があちこちで認められています。

子供たちだって勉強を家でできるようにオンライン学習環境が急速に整備されるようになってきています。

でも政府はあくまで人との接触を7割、8割減と言い続けることにかなり固執しており、そこに人々はどんな努力、頑張りが必要なのだろうか?と。

その言葉を真に受けるのなら、ある意味「頑張らない」こと自体が「頑張る」ことであるという、ちょっと意味不明なところに行きついてしまって、そういったところに「???????????」と頭を悩ませてしまっているところなんですが(笑)。


まあそんな風に考えずに、「感染拡大防止に向け、自分の認識すべきことを心掛けておく」ということを念頭に、どんな不測の事態にも対応できることを考えながら、それでも根を詰めすぎるとダメになってしまうので、ユルく生きる時間を設ける、という方向で行くしかないかな、という風に思います。


片や自粛の呼びかけを無視して平気な顔して「自己責任だ」と遊びに行っている人もいるといいますが、「感染拡大の恐れがある」のだから、全然自己責任で済まない状況なのに…


さて、今回は前回の「プロジェクター防音対策」の続きなのですが、本題に入る前に一つ。防音対策ということで一つ頭に入れておかなければならないことがあります。


それは防音には「遮音」と「吸音」という二つの概念があるということです。以下のサイトをご覧ください。

つまり、騒音源から外へ漏れる音をシャットアウトする方法を「遮音」、一方で音を吸収し余計な騒音を抑えることを「吸音」といいます。

音楽スタジオなどでは「外に音が漏れてはいけない」という要件とともに「スタジオ内で、余計な残響を漏らしてはいけない」という要件を満たす必要があります。

このためスタジオは完全に音を遮断する防音材に、スポンジなどの吸音材を組み合わせた防音構造を内装に施しています。


プロジェクターの防音対策として「とりあえずタオルでも巻いておけば?」という話を聞いたことがありますが、これはつまり「吸音」がメインとなる対策となります。素材で騒音源を囲うという意味では遮音効果もないわけではありませんが、あまり大きな効果は期待できないでしょう。


実際に私もやってみたのですが、ないよりはましではあるものの、放熱機構に対してあまりよろしくない感じであります。このプロジェクターの吸気口は正面から見て右側になるのですが、ここに実際に布を巻いて塞いでみると、あっという間に本体の温度が上がっているのが触ってもわかりますし。

ちなみに私の購入したプロジェクター、これは仕様なのかソフトのバグなのかよくわからないのですが、温度が上がってくると画像が上下さかさまになるという驚きの動作を見せておりまして(笑)。

何度やっても見えてくるので、どうも温度変化に対して何らかの動作をするという風にはできているようです。


そんなわけであまり効果を期待できず…で、ほんのちょっと私風の「超適当!」D.I.Y.を実施したのがこちら!

どうです?「私風」でしょ?(笑)。これは基本的に投影像を見る際に自分がプロジェクターよりスクリーンに近いほうに位置することを考え、騒音の発する方向を後ろに向けたら…ということで考えてみたものです。


実際にやってみると完全な遮音はできないですが、確かに幾分かの騒音低減は実現できた様子。つまりはやはり何らかの遮蔽板で囲ったりすると、騒音はかなり減らせるわけです。

実際には吸気/排気口にタオルなどを緩めにかませ、その上からこのカバーをかけ使用、プロジェクターの前側に座り騒音が減るのが感じ取れます。

今回のミッションは、プロジェクター自体のミュートであり、「吸音」よりは「遮音」を重点的に考えていけば、それなりの効果を期待できそうであります。

そんな感じで次回、具体的なプロジェクターの防音対策を考えてみたいと思いまする~!

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