番外ハック:「今ある生活からの充実」から考えるプロジェクターのアップグレード作戦! その2

というわけで、まず分解してみました!

ここで一つ注意。安いものは安いだけあり、メンテナンス性が著しく低い。例えば基板間のケーブル接続なんて結構メチャクチャで、下手するとケーブルをダメにしてしまう可能性もあります。ダメージを与えないよう、うまく開扉しましょう。


で、ジャ~ン!これがプロジェクターを開けた状態、本邦初公開…かな?

画像の右側の三角形の部分がLEDのライト部分。この間に一枚のガラス板を挟んで、液晶のディスプレイ部品があります。

簡単には、このディスプレイにLEDライトを当て、それを左側の斜めに設置されている鏡部分に反射させ、下部分のレンズを通してスクリーンに画を投影させる格好の構造となっています。



ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これが投光部分。真ん中の黒のプラスチックっ部分が液晶ディスプレイ部分になります。

これに対し光を当てるわけですが、その意味ではこれと光源の間にあるガラス部分、あるいはディスプレイから鏡部分に投影する部分で、何らか画のコントラストを強調してくれるような偏光フィルムなんかを挟むと、ちょっと画が変わるような気がします。

薄暗いフィルムなんかはホームセンターなどでも手に入りそうなので、いっちょうこれで試してみることにしましょう。

ちなみにLEDライト部分は、こんな感じの冷却装置があります。水冷式なのかな?ちょっと触れてないんですが、なかなか手の込んだものであります。


一方、液晶側を冷却するのがこのファン部分。なんとねじも何もなく、文字通り「はめ込んでいる」だけの実装。さすがは中華!(笑)

で、このマシンの駆動部分は唯一ここだけなので、これに対する対策が必要なわけです。見たところ本当にこの2芯の電源を入れるだけの単純なモーターファンなので、モーター自体を変えるとすればそれほど難しくもない気もします。

だた構造的には、冷却として液晶側の熱気を吸気により吸い込み、液晶の水冷機の方のほうに吐き出すような構造になっているため、ファン自体を変えたところでそれほど大きな効果が望める気もしません。

したがってこのファンを囲っているカバーと、吸排気路に対する防音対策を考えた方が、もっと効果があるような気もします。このカバー自体はすべてプラスチックですので、何かもっと振動音を抑えるものに変えるとか包むとか。

あと排気部分もなにか考えた方が。自動車なんかのマフラーってどうなってるんだろう?なんて考えると参考になるかもしれませんね。


ちょっと防音対策に関しては、もうすこし検討の余地があるようです。これは改めて別の機会ということで、まずはフィルタ改善についてやってみることにしましょう。ということで、まだ続く~!

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